こんにちは、ねこじまです。
今日は、「ねこじま流!英会話上達のコツ」のひとつを紹介しますね!
「英会話の上達のために外国人と友達になりたい」
この言葉を私は幾度となく聞いてきました。
そしてここで言われている外国人とは、一般的に「英語が話せる」「英語圏出身の」外国人のことを指しているということも知っています。
これは至極自然な発想だし、なんのレイシズムも感じませんし、悪いことではないとおもっています。
でも、ほんの少しだけ視点をずらすと、実は「友達になる外国人」に「英語が話せる」という条件を求めなくてもいい場合もあることを伝えたくて、今日は筆をとりました。
というのも「日本語を話す外国人」の日本語を聞いているだけで、自分の英語力の向上につながるものがあるからです。
※ ここで言う「日本語を話す外国人」というのは、「母国語が日本語ではない中、日本語を勉強し習得している方」という意味です。
語学力アップのために友達になりたい外国人の条件
みなさんそんな打算的な条件を設けながら友達を作ってないと思いますし、私とてそんな条件をもうけたりしてません(笑)
ですがブログを書く上でわかりやすくするために、今日はちょっとナンバリング(①②③)なんかしながら、条件を整理してみました(笑)
改めて・・・
一般的に、「英会話力上達のために友達になりたい」外国人の条件は
【優先度順に】
①英語が話せる
②英語圏出身のネイティブ
③日本語を勉強中
だいたいこんな感じだと思うんです。
そしてもちろん、「①②③を全て満たしている人」と友人になれたらそれはお互いにとって素晴らしいことですよね。わからないところはお互いに質問できるし、モチベーションの維持にもつながるし。
でも、全部満たしていないとしたら、みなさんとりあいず「①英語が話せる」が絶対条件となってしまいがちだと思うんです。
とにもかくにも、英語が話せる人と友達になりたい!と。
そして、それもいいと思います。今日はその選択肢が間違っているなんて言う話ではありません。
ですが、私は実は違う着眼点で、外国人の友達をたくさん作っています。
英語が話せようが話せなかろうが「③日本語を勉強中」の外国人と友達になる。
私の優先順位は「日本語を勉強しているかどうか」なんです。
ということで以下に「日本語を学習している外国人」と友達になるメリットを3つほどまとめてみました。
「日本語を話す外国人」と友達になるべき理由3選
友達になりやすい
まずは何よりこれですね。相手から見て我々側に需要があることがメリットの1つです。
相手にとって、私は学習中の言葉をペラペラ話すネイティブスピーカーなので、だいたいの場合、相手も「友達になりたい」と思ってくれます。
友達になって相手に喜んでもらえるなんて、とっても嬉しいことですよね。
自分が英語を話したときのイメージが付く
私が一番魅力を感じている点です。
「外国人が勉強中して話す日本語」を聞いてると、自分が勉強して話せるようになる英語のイメージがつくようになります。
- 文法めちゃくちゃだけど、発音やイントネーションが自然だと、聴きやすいなあ。日本語うまく感じるなぁ。
- 文法完璧だけど、イントネーションが母国語のままだらかか、違和感があるなぁ(「~です↑」って語尾が上がってる、など)。
- 正しい文法がわからないからって何回も言いなおすの変だなぁ。もう言いたいこと伝わってるのになぁ。
- 難しい単語たくさん知ってるのに「日本語苦手です」ってボソボソしか話さないの、勿体無いなぁ。
- 「完璧になるまで話したくない」って照れて英語で話してるこの留学生、多分一生話せないだろうなぁ。
- この人の片言、とてもかわいいなぁ。
母国語ではない日本語を、勉強して話している外国人。彼らと話しているだけで、こんなにもいろんなことに気づくことができるんです。
そしてその気づきに対して、「自分が勉強して話す英語もこうなのかな?」なんて投影してみるのが、実はとても大事なんです。
もしも「友達をつくる」ことが難しかったら、コンビニの外国人店員さんや、そのほか町で日本語を話している外国人などの日本語を聴きながら「はたして自分の英語は、どうやって聞こえるのかな?」と考えてみてくださいね!
こんなちょっとのことなんだけど、この視点を持ててるか持てないかで、語学の習得スピードが全然違います。
「外国語を話す人」に対して敬意を持てる
人に対して敬意を持つことは道徳的にも大切なことですが、実は語学力の向上のためにも必要なことのひとつです。
というのも、語学練習中の外国人を馬鹿にする人は、自分が外国人側になったときに、恥ずかしくて喋れなくなってしまうからです。
よく、居酒屋やコンビニで働いてる外国人の日本語力を馬鹿にする人がいます。
(言い間違いとかに対して「かわいい!ウケる!」っていうのは全然ありだと思ってます。でもそうじゃなくて、本当に彼らの語学力やイントネーションを見下したり馬鹿にする人っていますよね。)
これって、道徳的にももちろん辞めるべきことの一つですが、もしもあなたが「英会話(もしくはその他外国語)を学ぼう・習得しよう」と思っていたら、絶対にやめたほうがいいことの一つです。
実は知人で何人か、「日本語練習中の外国人を見下している人」を見てきたのですが、そういう人たちは、いざ英語を話す局面になると「自分の語学力じゃ笑われるのではないか」と怖気付いて、話せていませんでした。
「外国語を話す」ということはバイリンガルとして育ったわけではないかぎり、かならずなにかしら間違えて話す経験をします。
発音やイントネーションが変になってしまうことも避けられませんし、文法や表現をとっさに使いこなせず、思ってもないことを言ってしまうこともあります。
それを「恥ずかしいもの」と思うかどうかは、あなた自身が「日本語を話す外国人」をどう見るかで変わってくるんです。
さいごに(私の本音と後書き)
こんな記事を書いてみましたが、私が外国人と友達になりたい本当の理由は語学力アップという打算的な目的のためではないです。(他の記事等読んでいただければ伝わるはず)
「自分が海外留学中に受けた恩返しをしたい」、
「自分の生まれ育った国以外の文化や常識を知るのが好き」、
そんな理由なので、英語話者だろうが違かろうが、外国人の友達を気軽に作っています。作ろうとしている意識はないけど、たくさんいます。
そんな私ですが、そういった友達と話す中で気づいた「日本語を勉強している外国人」と話していて「よかったこと」「勉強になったこと」を、今回は「英会話上達に役立つ」という観点で記事にまとめてみました。
「北米や英国出身の英語スピーカー」など、一般的にイメージされる外国人とだけでなく、みなさんが気軽に、日本語を勉強中のアジア圏や南米圏出身の外国人などと出会ったり、そこから何かを学んでくれたら、なんだか私も嬉しいです!(すごく上から目線ですみません。)
ではでは、ねこじま(@nenenekojima)でした!
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